校長挨拶
ごあいさつ
 
                            青森県立青森西高等学校

                             校 長  川 浪 泰 浩
 
 青森県立青森西高等学校のホームページをご覧いただき、ありがとうございます。
 本校は、青森市新城の豊かな自然に囲まれ、新青森駅にもほど近い「青森の玄関口」という恵まれた環境のもと、地域とともに歩み、長い伝統を築いてまいりました。昭和38年(1963年)に女子校として開校し、その後、時代や社会の要請を受け止めながら教育の歩みを重ね、平成8年(1996年)には男女共学となりました。学科の改編や校舎の改築などを経て、本校は常に「その時代に求められる教育とは何か」を問い続けてきました。
 
 こうした変化の中にあっても、創立以来、一貫して大切にされてきた価値があります。それが、本校の校訓である 「和」 です。
 「和」とは、単に仲良くすることではなく、互いの違いを認め、尊重し合いながら、ともに高め合う姿勢を意味します。女子校時代から共学化、そして今日に至るまで、多様な背景や価値観をもつ生徒たちが集う学校であるからこそ、この「和」の精神は本校の教育の根幹として受け継がれてきました。
 本校では、この校訓「和」のもと、教育目標として 「自主・創造・協調」 を掲げています。自立の精神を養い、主体的に行動し得る実践的な人間(自主)、真理を愛し、進取の精神にあふれた創造性豊かな人間(創造)、互いに人格を磨き、友情を深め、礼節を重んじる協調性豊かな人間(協調)の育成を目指しています。

 そして、これら三つの目標を支える根幹として、今年度、生徒たちに特に大切にしてほしいと伝えている言葉が 「凡事徹底」 です。「当たり前のことを、当たり前に、徹底して行うこと」。挨拶をきちんとする、時間を守る、授業や清掃、部活動に真剣に取り組む。派手さはなくとも、こうした日常の基本的な行動を丁寧に積み重ねることが、人としての信頼を育み、自主性や協調性を支える確かな土台となります。
 授業や探究的な学び、部活動、学校行事など、文武両道を実践してきた本校のあらゆる教育活動は、この凡事徹底の精神のもとで展開されています。一つひとつの行動を大切に積み重ねることで、生徒たちは社会でたくましく生きる力を身につけていきます。

 また、令和9年度には浪岡高校と統合し、東青地区統合校として新たなスタートを切ります。変化の激しい時代に合っても、生徒一人ひとりが夢や志を描き、その実現に向かって挑戦できる学校を目指し、準備を進めています。

 保護者の皆様、地域の皆様、そして本校を志す中学生の皆さん。
 青森西高等学校は、人と人との「和」を大切にしながら、一人ひとりの可能性を最大限に伸ばし、社会の創り手となる人間の育成を目指し、日々前進して参ります。今後とも、変わらぬご理解とご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。